ライター:栢森 健太

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ilmiのドリンクに欠かせない、自然の恵みたっぷりのレモン

グリーンレモンとイエローレモンの違い
ilmiでは、季節のドリンクづくりに欠かせないレモンを、瀬戸内海・香川県の農園から直送で仕入れています。国産・ノーワックスなので、丸ごと安心して使えるのがこだわり。フレッシュな香りと心地よい酸味は、ilmiのドリンクの“縁の下の力持ち”のような存在です。

瀬戸内の太陽と潮風をたっぷり浴びて育ったレモンは、香りの強さとすっきりとした味わいが特徴。ホットでもアイスでも、どんなドリンクにもそっと寄り添ってくれる、自然の恵みそのもののような素材です。

秋冬の楽しみ、グリーンレモン

鮮烈な香りのグリーンレモン
一年を通して活躍してくれるレモンですが、とりわけ秋冬のこの時期に楽しみなのが、若摘みの「グリーンレモン」です。黄色く色づく前のまだ青い時期に収穫されたレモンで、実際に手に取ってみると、香りの立ち方がイエローレモンとはまったく違うことがよくわかります。

グリーンレモンは、果皮からふわっと立ち上がる“鮮烈な香り”が特徴で、ひとくち飲んだ瞬間にすっと鼻に抜ける透明感のある爽やかさがあります。甘味を控えめにしたドリンクでも、レモンの存在感がはっきりと感じられる、秋冬だけの小さなぜいたくです。

グリーンレモンとイエローレモンの違い

「グリーンレモンと普通のレモン(イエローレモン)は何が違うの?」と深掘りしてみたい方も多いのでは。同じレモンでも、熟し方や香り、酸味のニュアンスがかなり違います。ここでは、ilmiで実際に扱っている感覚も踏まえて、シンプルに整理してみました。

比較ポイント グリーンレモン(若摘み) イエローレモン(完熟)
香り 鮮烈で透明感のある香りが強く立ち上がる 甘さを含んだ、丸く落ち着いた香り
酸味 シャープでキリッと軽い後味 まろやかで穏やかな酸味
果皮の特徴 苦味が比較的少なく、ドリンクに使いやすい 香りは強いが、やや苦味が出やすいこともある
果汁量 やや少なめだが、そのぶん香りが濃い 果汁が多く、料理やお菓子作りにも万能
旬の時期の目安 秋〜初冬ごろの限られた時期 冬〜春にかけて長く楽しめる
おすすめの使い方 香りを主役にしたドリンクやシロップづくり 料理、焼き菓子、ドリンクなど幅広く万能

グリーンレモンは「未熟だから仕方なく使うもの」ではなく、若い段階だからこそ楽しめる香りと爽やかさを持った、れっきとした“旬のレモン”です。一方で、イエローレモンは果汁が豊富で味わいも安定しているため、料理やお菓子づくりにも頼もしい存在です。

ilmiのドリンクとグリーンレモン

グリーンレモンの香りが鮮烈なホットレモネード
ilmiでは、グリーンレモンの香りを活かすために、甘味の量を少し抑えめにしてレシピを組み立てることがよくあります。レモンの香りが主役になれるようにしてあげると、一杯のドリンクの中に「季節の空気」がふわっと広がるような感覚が生まれます。

ホットドリンクに使えば、立ち上る湯気と一緒に青く澄んだ香りが広がり、アイスドリンクに使えば、後味すっきりのキリッとした爽やかさを楽しめます。同じレモンでも、グリーンかイエローかでドリンクの表情ががらりと変わるのもおもしろいところです。

農園直送、数量限定の“旬の恵み”

瀬戸内の産地直送がうれしいグリーンレモン
香川県の農園から届くグリーンレモンは、時期も量も限られた素材です。状態の良いタイミングでだけ仕入れ、鮮度が落ちないうちに使い切るようにしているため、いつでもお出しできるわけではありません

秋冬のある時期だけ出会える、青い香りのレモン。瀬戸内の自然の恵みを、ドリンクを通して感じていただけたらうれしいです。ilmiで一息つくときに、「今日はどんなレモンが入っているのかな」と、そんな小さな楽しみも見つけてもらえたらと思います。

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