新型コロナ モデルナワクチン接種体験記〈1回目編〉

知りたい

2021.09.27

ライター:栢森 健太

かろうじて、エクササイズ継続中! 痩せた、というより、萎んだ?

新型コロナウイルスによる混乱から、社会が正常化するための切り札とも言われるワクチン接種。日本でも政府がワクチン接種を加速化させていますが、一方で、ワクチン接種による副反応や、現在まで国内での接種の主流となっているファイザーおよびモデルナ製のワクチンが、mRNA(メッセンジャーRNA)という遺伝物質を用いた新しい技術によるワクチンであることから、接種をためらう意見も聞かれます。

筆者としては、ワクチンについて以下のような情報収集を行ってみました。

・新型コロナウイルスワクチンに関する公刊されている書籍(主にmRNAワクチンについて書かれているもの)を数冊読了。この中にはワクチンに対して否定的な見解のものも、肯定的な見解のものも含まれる

・インターネット上に公開されている、ワクチンの接種状況および副反応(重い副反応や接種後死亡に関するものを含む)に関する情報

・新型コロナウイルス(主にデルタ株)が重症化しやすいといわれる属性に関する情報(高齢者、男性、喫煙者、肥満の重症化リスクが高い、といった情報)

・接種を済ませた複数の知人の実体験

その結果、東京商工会議所の加盟企業を対象とした職域接種でモデルナ製のワクチンを接種することを選択し、2回の接種を済ませました。

この記事は、コロナワクチン、特にモデルナワクチンの接種を検討されている方に参考となる情報を提供をすることを意図したもので、ワクチン接種を勧めるものでも、否定するものでもありません。そのような視点から、出来るだけ客観的に、実際に起きたことを簡潔に記していきたいと思います。

なお、被験者(筆者)の基礎データとしては、40代前半、男性、身長170cm、体重68kg、2年前まで約20年間の喫煙歴あり(現在は卒煙)、食品アレルギーや過去のワクチン接種によるアレルギー反応などはとくになし、ということになります。

注射による痛みはまったく感じず

2021年8月30日の第1回接種は、千代田区の東京商工会議所渋沢ホールが会場でした。接種日の直前に、当日の持ち物や注意事項についてのメールでのアナウンスがあり、その通りの準備を済ませ指定時間の5分ほど前に到着。担当のスタッフさんたちは慣れた様子でテキパキと仕事をしている印象で、特に待たされることなく以下のような手順を踏んで、注射を行ってくれる看護師さんのところまでスムーズにたどりつきました。

① 受付手前の廊下で検温

② 受付で必要書類の確認を受ける。入場後30分程度は外に出てこられないこと、トイレを済ませ、補給用の水分を用意してから入場するよう説明がある

③ アルコールで手指消毒をして入場

④ 場内で再度、接種券と予診票の確認があり医師による問診ブースへうながされる

⑤ 問診(特別配慮してもらうべき事柄もなかったので1分足らずで終了)後、接種ブースへうながされる

ここまで、トータルで3分程度でしょうか。

接種ブースに入る前に、看護師の方から「接種する腕を決めていらっしゃいますか?」と聞かれ、特に考えていなかったので「どうすればいいでしょうか?」と聞き返すと、「右利きでいらっしゃるなら、左腕がよろしいですかね?」と言われ、特に異論もなく承諾。ブースに入るとイスに座るよう指示があり、①終了後、接種部位を激しくこすったりしない、②今日は激しい運動はせず、長時間の入浴は避け、お酒を飲みすぎないように、との注意がありました。接種するほうの腕を出して「力を抜いて、腕をだらんと下ろしてください」という指示に従い、アルコール消毒をされ、「チクッとしますね」と言われ、指が腕に触れる感触があり、身構えていると、「ハイ、終わりました」

筋肉注射、というと痛いイメージがあったのですが、チクッとする感触すら感じることなく(注射が上手なのか、私が鈍感なのか)、接種自体はあっさり終了。会場到着から接種終了まで、5分程度でした。

接種後から退出までの流れは以下の通りです。

① 接種券と予診票の確認(3回目)後、15分の状態観察の待機場所へとうながされる

② 座って15分経過するのを待つ。看護師が常駐し、スタッフがいつもより多めに水分補給をするように呼びかけをしていた

③ 15分経過すると、看護師から「特に変わったことはないですか?」との確認があり、接種記録のブースへうながされる

④ 接種記録ブースで、接種券と予診票を提出し、必要な記載事項を記入してもらう

⑤ 退出前にもう一度、2人のスタッフが接種券と予診票をダブルチェックし、接種券と予診票をもらって退出

当初、30分かかるとの説明がありましたが、実際には20分少々で一連の流れを終えることができました。

モデルナワクチン1回目接種

接種後ワクチンのロット番号のシールが接種券に貼られ待機時間が書かれた紙を渡された

接種当日の副反応は「腕の痛み」と「強烈な眠気」

接種後、特に変わったことは感じられなかったので、そのまま外で昼食を済ませてから帰宅。普段通りに仕事をこなしていましたが、接種から約2時間が経過した13時ごろから、接種部位付近に違和感が出始めました。「ああ、これが筋肉痛のような痛みというやつだな」と思い、そのまま仕事を続けます。

接種から4時間経過後の15時ごろになると、腕の痛みが強くなり、「左肩をあげづらい」という感覚が出始めました。が、仕事(PCを使った作業)に影響が出るほどのものではありませんでした。念のため、検温をすると36.6℃と平熱のままでした。

夕食を済ませ、リビングでソファに座ってテレビを見ていると、やたらと眠い。ワクチンの副反応に「倦怠感」というものがあることは知っていましたが、だるいと言うよりはとにかく眠い。腕の痛みは強くなっている感じもあったのですが、そんなことには構わず、ソファで寝落ちしてしまい、20時過ぎには早々にベッドに向かいました。

日付が変わって、明け方4時ごろ。2歳の子がぐずっていて目が覚めると、「腕の痛みがまた強くなったな」と感じました。と言っても、眠れないほどではないので、子どもをあやして、すぐに寝てしまいました。その後、ほぼ普段通りの6時に起床すると「あれ、腕が少し痛くなくなったな」という感じ。腕の痛み以外は特別普段と違うことも感じなかったのですが、念のため検温をすると、36.7℃と平熱をキープ。しかし、大事をとって毎朝2時間ほど行っている運動は自粛しました。

接種2日後に軽い運動を再開 腕の痛みが消える

接種翌日(8月31日)は、腕の痛みは残っていますが、じりじりと軽くなっていくような感じ。そのほかは、前夜に感じたような「けだるさ」もなかったので、普段通り1日を過ごし、普段通りに眠りました。

翌朝(9月1日、接種2日目)、6時前に起床すると、「あれ、まだちょっと腕痛いな」という感じ(寝て起きたらすっかり痛くなくなっているのを期待したのですが)。それでも、あまり強い痛みではなくなっていたので、軽めの筋トレやウォーキングを再開し、入浴してタオルで体をふいていると、「あれ、軽いな。痛くないな。普通に腕上がるな」という感じに。運動と入浴が関係があったのかどうかはわかりませんが、体感的にはここでかなりスッキリし、次の日の朝(9月2日、接種から3日目の午前)に腕の痛み・違和感はは完全になくなりました。

結局、モデルナワクチン1回目の接種後の副反応としてあったのは、「腕の痛み」と「倦怠感(強烈な眠気)」でしたが、「腕の痛み」は3日で完全に解消、「倦怠感」は当日の夜(接種8~9時間後)だけでした。

この「腕の痛み」が出てからなくなるまでの、痛みの変化をグラフにしてみると、こんな感じです↓

モデルナワクチン接種後の腕の痛みの変化

痛みを10段階で評価し、時間の経過(接種1時間後から72時間後まで)を横軸にとってみました。接種後18時間後の翌日未明が痛みのピークでしたが、眠るのに支障はなく、接種翌日の起床後から少しずつ痛みが和らいでいみました。

接種部位ですが、腕の痛みが消えた後も「青あざ」のようなものがしばらく残っていましたが、1週間後にはキレイに消えました

ワクチン接種部位のあざ

アザのようなもの(画像右上)は数日でキレイに消えた

その後、特に体調上の問題が生じたり、ワクチン接種との関連が疑われるような症状は一切なく、9月27日の2回目のワクチン接種の日を迎えることとなりました。

 

新型コロナ モデルナワクチン接種体験記〈2回目編〉へ続く




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